ブログ 病気について 医院のご紹介 診療のご案内 当院の特徴

HOME   病気について   [糖尿病] 糖尿病の成因
病気について

糖尿病の成因

糖尿病の成因は、1型、2型、その他の特定の機序・疾患によるもの、妊娠糖尿病の4つに分類されます。

1型糖尿病
血糖を下げる作用のあるホルモンであるインスリンの分泌が低下するか、ほとんど分泌されなくなる事により、高血糖となる病気です。
すい臓のランゲルハンス島にあるインスリンを作るβ細胞が死滅する事により起こります。

血液中に膵細胞を攻撃する自己抗体を認めるタイプを1A型(自己免疫性)といい、自己抗体を認めないタイプを1B型として区別します。
そもそもすい臓から必要なインスリンの分泌が不足しているので、体の中で糖をうまく利用できませんからほっておくと患者さんはやせてきてしまいます。
高い血糖が続くとそのことで意識がなくなったりして救急車で運ばれて診断されることも多いです。

治療にはインスリン投与が不可欠で、インスリンが発見されるまでは手の施しようのない不治の病でしたが、現在はインスリン投与により治療が可能です。
小児のころよりの発症が多く、小児糖尿病と呼ばれることがありますが、成人にも発症します。

通常数ヶ月の単位で進行しますが、数日のうちに急激に進行(劇症1型糖尿病)する場合や、2型糖尿病と同じように長期間の経過をたどり 最終的にはインスリンが枯渇状態に陥る(緩徐進行型インスリン依存性糖尿病:SPIDDM)もあります。


2型糖尿病
糖尿病の95%を占めるのがこの2型糖尿病で、遺伝的因子と生活習慣が絡み合って起こる生活習慣病といえます。
特に中高年に多く、生まれつきすい臓からのインスリンの量が少ない事(遺伝的因子)に加え、肥満、過食、運動不足、 肉体的なストレスなどの生活習慣的要因が加わり、全身でのインスリンの作用が低下し起ります。

筋肉、肝臓、脂肪細胞ではインスリンの効きが悪くなる(インスリン抵抗性の増大)のが特徴で、病気のごく最初の段階では むしろすい臓からは沢山のインスリンが作られていますが、 すい臓の無理が利かなくなるとインスリンの分泌が追いつかなくなり、糖尿病になることになります。

最初の段階では殆どの人に自覚症状が無い為、健康診断などで発見される事が多いのがこのタイプの特徴です。


その他特定の機序、疾患によるもの
遺伝子異常、肝臓やすい臓などの病気、内分泌疾患、感染症、免疫機構の異常によりおこる糖尿病があります。
薬(ステロイド剤)が原因となる場合があります。


妊娠糖尿病
妊娠するとエストロゲンなどの妊娠中に増加するホルモンにより血糖値が上昇しがちになり、時として糖尿病となる事があり、妊娠糖尿病と呼ばれます。
糖尿病を持った人が妊娠した場合は、糖尿病合併妊娠と呼ばれ、区別されます。
食事療法を基本とするが、改善が見られない場合は、胎児への影響も考慮してインスリンの注射による治療となります。
妊娠という身体環境もあり、胎児へのリスクを考えると、より厳格な血糖管理が必要です。




Copyright(c)土井内科胃腸科医院 糖尿病 内分泌内科 All rights reserved.